20歳を過ぎてから歯列矯正をしました!
こんにちは!いなかものです!
今回は自分の経験談で、歯の矯正についてまとめました。
いなかものは、22歳の頃に歯列矯正を始めて、現在も継続中です。(約5年経過)

歯列矯正って高額でしょ?



痛いって聞いたし、期間も長くかかるんでしょ?
など、始めようと思っていても、たくさんの疑問が出てくると思います。
実際私もそうでした。
そこで今回は、歯列矯正について自分の経験をまとめてみました!
こんな人におすすめ
歯列矯正を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね!



Before→Afterの写真も公開しているのでぜひ最後まで見ていってください!
歯列矯正を始めようと思ったキッカケ
私いなかものは今から約4年ほど前の22歳の頃、歯列矯正を始めました。
そもそもなぜ歯列矯正をしようと思ったのかを少し紹介。興味のない方はすっ飛ばしてください。
歯列矯正の概要
そもそも歯列矯正とは?
歯科矯正治療とは歯並びを整え、健康的な噛み合わせと美しい歯並びを作り出す歯科の中でも専門的な分野にあたります。見た目を良くするだけでなく、発音、噛み合わせの向上や虫歯や歯周病の予防にもつながります。また、歯並びや口元の悩みからも解放され、素敵な笑顔を作り出すサポートとなることでしょう。
※自分が実際に通った歯医者のパンフレットより抜粋
治療方法は大きく3つ
歯の表面にワイヤーを取り付けて歯を動かす
歯の裏側にワイヤーを取り付けて歯を動かす
取り外しできるマウスピースで歯を動かす
歯列矯正にかかる費用(ワイヤー装置治療の場合)
装置代
歯の表面にワイヤーを取り付けるタイプ 70万〜120万程度
歯の裏側にワイヤーを取り付けるタイプ 100万〜150万程度
調整代(毎月歯医者へ行って行うメンテナンス時に払う費用)
3千円〜5千円程度
一般的に治療開始から終了まで数年間かかることがほとんどですが、時間もお金もかけてやるメリットがこちら
- 見た目が整う
- 歯磨きが楽
- 口腔内の衛生管理について格段に気を遣うようになる
- 虫歯や歯周病の予防にもなる
次からは実際私がどのように行動していったのかを紹介していきます!
歯医者さんを選ぶ
田舎在住ですが、歯医者はなぜかそれなりにあって、その中から3つ選んでまず話を聞きに行きました。
- 一般歯科も矯正歯科も両方やっていた。施設が古かった。
- 歯の表側にワイヤーを取り付ける治療が60〜70万円(調整代は5千円)
- 歯の裏側にワイヤーを取り付ける治療が100万円以上(調整代は1万円)
実際に歯を見てもらいながら相談をしましたが、どうも先生が話しにくかった。
裏側矯正も少しだけ検討していましたが、装置代以上に毎月の調整代1万円に心折れました。



毎月1万は低収入にはキチィ〜〜
- 矯正治療専門医院。。
- 施設が新しくて綺麗、清潔感たっぷり
- 表側にワイヤーを取り付ける治療のみで、90万程度(毎月の調整代は5千円)
- 家から車で5分
先生がとても親切丁寧で話しやすかったのが好印象でした。
家から近いところは良かったのですが、矯正専門医は抜歯などの行為ができないので、矯正治療の途中でそれらの必要性が生じた際は別途ほかの歯医者に行ってもらわないといけないと言われました。



先生めっちゃイケメンだった…
- 一般歯科も矯正歯科も両方やっていた。治療中にラジオが聞けた。
- マウスピース矯正を取り扱っていた
この歯医者で診てもらったときに
この歯並びはうちのマウスピース矯正は無理
矯正治療は矯正専門医でやった方がいい
という、色んな意味でなんとも衝撃的な言葉を投げかけられたのです。



今まで気にしてこなかったけど相当歯並び悪いらしいぞ



矯正歯科もやっている歯医者が矯正専門医を勧めるとは…
正直何とも言えない気持ちになったものの、この発言をきっかけに気持ちが固まり、2軒目のI矯正歯科で治療をすることにしました。断じて先生がイケメンだったからではない。
実際の治療について
実際に治療をしていく前に様々な検査を行います。
レントゲンの撮影、歯の型取り、唾液を使った虫歯検査、顔写真の撮影など
費用は2万円ほどかかり、それらが完了していよいよ本格的な矯正治療のスタートとなります。
実際にワイヤーを歯に装着して歯を移動させていくわけですが、初めてワイヤーをつけた時の痛みはびっくりしました。
噂には聞いていたけど
めちゃくちゃ痛い!※脅しではない
痛みに耐えられないようであれば痛み止めの服用も可能と言われるぐらい、個人差はあると思いますが、痛みを感じることもあります。
私も治療を始めてすぐの頃に、一度だけ痛み止めを服用したことがあります。
それでも、慣れてくるとだんだんこんなものだな〜って具合に我慢できるようになってくるんですよね。
ただ、1ヶ月に一度ぐらいのペースでワイヤーの調整に通うのですが、その後はやっぱりめちゃくちゃ痛くて、調整後しばらくは豆腐などの柔らかいものを食べて過ごしていました。
治療するにあたり、少しでも目立ちにくくするために白いワイヤーを装着していたのですが、これ目立ちにくいのはいいんですけど、お茶や食事など日々の食事でだんだん着色してくるんです。
カレーなんて食べようものならもう真っ黄色に染まります。
カレーが大好きないなかもの。
矯正期間中はカレーを食べられなくなるのか…と心配していたのですが、1ヶ月ごとの調整のたびに新しいワイヤーに取り替えてもらえるので、調整の前日はカレーというのがしばらく定番になりました。
抜歯を経て現在まで
そうやって月に一度ぐらいのペースで病院に通いつつ歯並びを整えていきました。
私は八重歯があって、歯が重なっていたので上の歯を2本抜いています。
下の歯は抜かずに、歯と歯の間を電動ヤスリみたいなので削って隙間を作りましたが、この辺りのやり方は歯医者さんの方針や個人の歯並びによって様々だと思います。
私は親知らずも矯正期間中に上下あわせて4本抜いているので、合計6本の歯を抜いています。



抜歯がこれまたきついんだわ〜
抜歯の体験は矯正治療よりもたくさんの方が経験があると思いますが、麻酔が切れたあとがとにかく痛い。
口の中がつねに血の味がするし、数日間食事がまともに取れないし結構大変。
親知らずにいたっては歯茎に埋もれて横向きにはえていた為、歯茎を切って歯をこまかく砕いてから取り出すということになりまして



これまた麻酔が切れた後が痛かった〜
まあ今ではいい思い出です。
そうして3年ぐらいが経った頃、ようやく装置を外せる日がやってきました!!
装置を外して、スッキリした口元を見たときのことはよく覚えています!
自分の歯じゃないような感覚。
歯並びが綺麗になるってこんなにも素敵なことなのかという想像以上の感動。
頑張ってきてよかったと思った瞬間でした。
その後、歯も丁寧に磨いてもらって、さあこれで完了…!ではありません。
そこからは、リテーナー(後戻り防止装置)をつける日々が始まりました。
こんなやつ


装置を外して最初の一年間は食事と歯磨きの時以外ずっとつけます。
これがなかなかやっかいでした。
矯正ワイヤーだと付けっぱなしなので、もちろんそのまま飲食したり歯を磨いたりするわけですが、リテーナーはつけている最中は食事ができません。
しようと思えばできないことはありませんが現実的ではありません。
仕事中なんかはいいんですよ。
お昼ご飯食べる前に外して、歯磨きしたらまたつけたらいいわけです。
困ったなと思ったのが、休日、遊びに出かけたとき。
あらかじめ食事をする予定が決まっているならまだいいんですが、そうではなくて観光地などの土産物屋さんなどに入ったとき。試食があった場合なんかが困ります。
友達は食べるのに自分は食べられないんですよ。
それが地味に困りました。リテーナーつけてるから食べれないんだよねって言えば済む話ではあるのですが…。
実は一度、まあいいかと思ってまんじゅうを食べたことがあるのですが、その後鏡を見た時、前歯とリテーナーの間にまんじゅうの皮がはさまっていました。
それ以来今に至るまで一度もリテーナーをつけたまま食事をしたことはありません。
そんなめんどくさい時期も乗り越えて、今は、寝る時だけ上の歯にリテーナーを装着しています!
下の歯はというと
ワイヤーが歯の裏側に直接ついています!
そう、4年ほどが経過した現在に至ってもまだ私の歯には矯正装置がついています。なので冒頭で紹介した通り現在も治療中というわけです。
矯正治療は、歯の位置をワイヤーで動かして歯並びを整えていくわけですが、やっかいなことに歯は元の位置に戻ろうとするんですね。
それを防止するために、リテーナーやマウスピースなどを装着するわけですが、下の歯は上の歯に比べてさらに動きやすいそうで、そのためにワイヤーで直接固定するみたいです。この辺りも個人の歯並びや歯医者さんの方針により様々だと思います。
下の歯のワイヤーをいつ外してもらえるのかは今のところ不明ですが、通院は、1ヶ月に一度のペースから1年に一度のペースになりました。
矯正女子の歯磨き事情
ちなみに、矯正期間中の歯磨きについてですが、ワイヤーが歯についている時は普通の歯ブラシのほかに、下のタイプの歯ブラシを使っていました。
ワイヤー装置が外れてからは、普通の歯ブラシと下のタイプの歯ブラシに変えました。
下の歯は裏側にワイヤーが直接ついていて、歯垢などの汚れが溜まりやすくなるので必ずポイント歯ブラシで磨いています。
気になるBefore→After写真
では矯正前と矯正後の歯並びを見てみましょう。
矯正前


すみません、矯正前と言いつつ、ちらっとうつる上の歯にはもう装置がついていますね。
さらに、歯医者さんで撮ってもらったきちんとした写真はなくしてしまったので、記録用に撮ったお見苦しい自撮り写真で失礼します。
矯正後


こちらも記録用の自撮り写真で失礼しますが、上のと比べると段違いに歯並びが整っているのがわかるのではないでしょうか!
歯並びが整うと口元の印象がだいぶ変わります。
実際に矯正治療にかかった費用
実際のところ、矯正治療にいくらかかったのか気になっている方も多いと思うのでざっくりですが計算してみました。
装置代 | 90万程度 |
毎月の調整代 | 5000円×約3年分で18万程度 |
抜歯代 | 約3千円×6回で1万8千程度 |
合計 | 110万程度 |
まとめ
ざっくりとここまで歯列矯正についてまとめてきました。
私が考える歯列矯正のメリット
私が考える歯列矯正のデメリット
メリットとデメリットをあげるとこんなところですが、お金に関してはこれからの長い人生を考えた時に十分元が取れると思っています。
治療期間についても、ワイヤーがついていることにより多少の痛みや不便さはあるものの、慣れれば日常生活を送れるようになるのでそこまでデメリットでもありません。
それよりも
見た目が整うことと、歯磨きが段違いに楽になること
そしてそれが一生涯に渡り続くこと
これを考えると、かかった時間やお金が霞んで見えるほどのメリットになりうると私は思っています。
現在は様々な治療法があり、どれを選択するかによってもたくさんの違いが出てくると思いますが、少しでも迷っている方の参考になれば嬉しいです!



歯は一生ものです!大事にしていきましょう!
それでは!いなかものでした!
今回の記事はあくまでも私の経験であり、治療方針や治療にかかる金額などは病院や個人の歯の状態で様々です