【外貨建て個人年金保険】おすすめ?ポイントは?元契約者が解説します!

少子高齢化が進む日本で、資産形成は必須!

国も積極的に国民に投資を勧めています。

これは、この先自分の資産は自分で形成してねという暗黙のメッセージと受け取るべき。

年金や退職金をあてにするのではなく、自分で形成した資産で無理なく過ごす老後がベストです。

では、こんな時代に個人年金保険(外貨建て)ってどうなのでしょうか?

今回の記事

投資に関する知識や保険に対して無防備な人が選択しがちな外貨建て個人年金保険について解説しています。

記事の最後に

初心者が選択するべき健全な資産形成方法を提示しています

この保険がおすすめなのはどんな人なのか解説しています

目次

外貨建て個人年金保険はおすすめしません!

結論から発表します。

外貨建て個人年金保険は本当の資産形成にはならないからおすすめしません!

本当の資産形成を考えるならネット証券会社を使って積立投資をひたすら続ける!

ただし、一部の人には有効な資産運用手段になりえると考えています!

これが、外貨建て個人年金保険を1年で解約した私が出した結論です。

・そもそも外貨建て個人年金保険とは?

・実際の契約内容は?

・どんなメリット・デメリットがあるのか?

・なぜ外貨建て個人年金保険では資産形成できないのか?

・個人年金保険以外にどのように資産形成する方法があるのか?

・おすすめしないのに、資産運用の手段として採用できる人がいるの?

自分の契約状況を全て公開しつつ順番に解説していきます!

初心者が証券口座を開設するなら、楽天証券がおすすめです!

マニュライフ生命 こだわり個人年金 外貨建て

私が契約していた外貨建て個人年金保険がこちら

マニュライフ生命
こだわり個人年金 外貨建て

個人年金保険を契約した理由

現在27歳のアラサー女子当ブログ主。

この先長い人生を生きていくことを考えると老後に対する漠然とした不安があります。

今後の身の振り方も決まっていません。

結婚するかもしれないし、もしかしたら一生独り身かもしれない。

人生どうなるか分からないけど、とりあえずなんか資産形成しないと!という気持ちがありました。

そんな時銀行でおすすめされたのがこちらでした。

マニュライフ生命の
無配当個人年金保険
こだわり個人年金 外貨建て

なんとも長ったらしい名前の保険商品ですが、契約した理由はこちら。

いなかもの

銀行にお金預けておくよりいいじゃん!

当時金融リテラシーゼロだった私は、これだけの理由で契約してしまいました。

マニュライフ生命、外貨建て個人年金保険についての概要

では、この個人年金保険はどういうものなのかを見ていきましょう。

  • 毎月「円」で一定金額を積立
  • 積立金は外貨で運用
  • 外貨は米ドルか豪ドル(オーストラリアドル)を選択
  • 米ドルならアメリカの市場金利を指標とする
  • 豪ドルならオーストラリアの市場金利を指標とする
  • マニュライフ生命が設定する「基準積立利率」に基づいて積立利率が設定されて運用される
  • 保険料の払い込みは「円」で最低1万円から
  • 積立利率は市場金利の動向によって毎月更改
  • 年1.5%は最低保証

今みるとつっこみどころ万歳なのですが、契約当時の私は全くなんとも思いませんでした。

外貨建て個人年金保険をオススメするのはこんな人→おすすめしません

マニュライフ生命が個人年金保険を勧めているのはこんな方

将来のゆとりある生活のために資産を築きたい方

個人年金保険でなくても、ネット証券を使い、積立NISA等でコツコツ投資信託を買い付けしていけばOK

外貨を活用して資産を築きたい方

個人年金保険でなくても、米国ETF等に投資をすることで外貨を持てる

冒頭でも述べましたが、結論、不要です。

積立NISAについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

当ブログ主が考える本当にこの保険をオススメする人

マニュライフ生命が出しているこの保険をオススメする人に騙されてはいけません。

本当にこの保険がオススメできるのはこんな人だと考えます。

NISAをする余裕も知識もないけど、少しでも資産運用をしたい人

金融知識不足しているが、日々の生活が多忙で学ぶ暇もない。

でも少しでも資産運用はしておきたい。

そういう方にはオススメできます。

確かに手数料は高いし、早期解約で元本割もしますが、銀行預金よりは遥かに高利回りで運用できます。

余裕はないけど、とにかく何かしなきゃ、という方の一つの手段にはなりえると思います。

外貨建て個人年金保険、4つのポイント

では次に外貨建て個人年金保険の4つのポイントを順番に見ていきます。

  1. 積立金は運用成果が期待できる外貨で運用
  2. 積立利率は毎月更改。年1.5%を最低保証
  3. ご契約後も柔軟に対応。相場や家計の状況にあわせて契約内容を変更できる
  4. 控除の対象になる

ぱっと見、良い風に書いてありますが、惑わされてはいけません。

運用成果が期待できる外貨で運用

積立NISAなどの制度を使い自分で投資信託を買い付けた方がよっぽど高利回りで資産運用できます。

契約後も柔軟に対応とありますが…

保険料の払い込みの停止には条件があります。

基本的に10年の払い込みがきちんとある人でないと停止すらできないので、全然柔軟な対応ではない。

商品パンフレットでは色々アピールポイントが書いてありますが、ある程度金融知識をつけた後に見るとツッコミどころ満載です。

投資(資産運用)と保険は全くの別物!混同させている商品に手を出してはいけない!

外貨建て個人年金保険実際の契約から解約まで

2019年契約当時の内容

ここからは私の契約内容を公開していきたいと思います。

2019年10月から開始

契約通貨米ドル
保険料払込期間60歳満了
保険料払込額10,000円
契約時の積立利率2.25%

契約時に作ってもらった年金額のシミュレーションがこちら

パターンA:積立利率が年1.5%のままで運用された場合(為替レート1ドル106円で計算)

年金額は日本円で約500万円

パターンB:積立利率が年2.5%のままで運用された場合(為替レート1ドル106円で計算)

年金額は日本円で約578万円

一方、自分で投資信託を買い付けた場合のシミュレーションをしてみました。

パターンA:月1万円を35年間積立、3%で運用できた場合

最終積立金額は、約740万円

パターンB:月1万円を35年間積立、5%で運用できた場合

最終積立金額は、約1,100万円

様々な条件が全く一緒ではないので一概に比べることはできませんが

このようにして見てみると、個人年金で資産運用は適さないということがなんとなくでもお分かり頂けると思います。

2020年10月時点での契約内容

この外貨建て個人年金保険ですが、1年ごとに運用結果が書面で送られてきます。

2020年10月時点での適用積立利率は、2.23%でした。

契約当初が2.25%だったので少し下がったものの誤差の範囲ですね。

それより何より気になったのが

払込額、1,107.63米ドルに対して積立額が、474.40米ドルだったこと!

633.23米ドルどこいった!?

そう、全て保険関係費という名の手数料で引かれているのです。

パンフレットにももちろん書いてありますよ。

この保険にかかる費用(抜粋)

払込いただいた保険料のうち一部は保険契約の締結、維持にかかる費用に充てられ、それらを除いた金額が運用されます。そのほか、解約時には解約控除、年金支払い期間中には年金管理費、外貨の取扱による費用がかかる場合もあります

どれだけむさぼりとれば気が済むの!

さらに驚きの一文がこちら

保険関係費は、契約年齢、性別等によって異なるため、一律には記載できません。

この一文に私は闇を感じました。

契約から日が浅いほど、保険関係費という謎の手数料がたくさんとられる仕組みになっています。

恐らく早期解約させない為の手段でしょう。

早期解約は大幅な損になりますが、私はこの書面を見て解約を決意しました。

外貨建て個人年金保険を契約後1年で解約

実際に解約したのは2021年の1月となりました。

解約方法は、契約者本人が電話するか、インターネットから申し込むかの2種類。

ちなみに電話がつながるのは・・・

月〜金の9時から17時まで。土日祝日と12月31日から1月3日除く。

会社員には電話するなと言いたいのでしょうか。

その時間帯はばっちり仕事中の私なので、インターネットで解約の申し込みをしました。

解約の手続きをするためにマイページ登録をわざわざする煩わしさ。

いなかもの

う〜ん。どこまでいっても契約者を苦労させるなぁこの保険。

インターネットから解約の申し出をすると数日後に解約書類が自宅に届くので、記入して返送すれば解約成立です。

気になる解約返戻金は、446.79米ドル

1ドル103.49円での計算で

日本円にすると、46,239円

払込保険料は15万円だったので103,761円の損になりました。

外貨建て個人年金保険のメリット・デメリット

実際に契約した私がこの商品のメリット・デメリットについても考えてみました

外貨建て個人年金保険のメリット

  • 個人年金保険控除の対象になる
  • 生命保険なので、被保険者が死亡した場合、死亡給付金が出る
  • 金融知識がない人でも銀行預金よりは高利回りで運用できる

商品自体(運用利回りや維持手数料)などのメリットが皆無なので

一応、考えられるメリットはこの辺だと思います。

しかし、死亡給付金が必要であれば掛け捨ての生命保険に加入すれば済むことなのでメリットのようでメリットではないですね。

外貨建て個人年金保険のデメリット

  • 手数料が高い
    保険関係費等の名目でがっぽりとられる
  • 利回りが低い
    1.5%〜2.5%って驚きの低さ
  • 払込額が最低1万円から
    積立NISAなら100円から積立可能
    楽天証券ならポイントでも投資可能
  • 払込停止には条件がある
    自分で積立投資するなら休むも再開も自由自在

一度契約してしまうと、よくないものだとわかっていても解約するのには勇気がいります。

そうなる前にメリット・デメリットを考慮して健全な投資、資産運用方法を選択するのがベストです。

パンフレットの謳い文句に騙されず、自分で見極める力をつける

長くなりましたが、今回の記事のまとめです。

約1年前までの私は以下のような経緯でこの保険を契約しました。

  • 資産運用や投資に興味はあるけど、どのようにすればいいのか分からない
  • 銀行でおすすめされて、良さそうな感じだったからとりあえずやってみた

そんな私が色々と勉強して行く中で気づいたことのがこちら。

個人年金保険はあくまでも保険
資産形成には不向き

銀行などですすめられる商品は手数料が非常に高く、手を出してはいけない

健全な資産形成はネット証券でする

しかし、どうしても

自分で投資信託を買い付けるなんて無理。そんな時間も手間もかけられない

という方もいると思います。

そのような方には、今回の商品は資産運用の一つの手段になりえるとも思います。

なぜなら、銀行預金よりは遥かに高利回りで運用できるから

しかし全く無防備ではいけません。

割高な手数料を支払っていて、早期解約は元本割れのリスクがある

このことは念頭に置いておきましょう。

資産形成において大事なことは

お金のなる木を買うこと。

安定してお金を産んでくれるニワトリにこそ投資をしなければいけません。

それを実現できるのがネット証券で積立NISAを使って積立投資をすること。

今の世の中、スマホがあればどんな情報にもアクセスできます。

有名人から無名の人までありとあらゆる人が積立NISAでの資産形成方法を発信してくれています。

まずは第一歩、登録だけでもいいのでネット証券会社を利用してみましょう!

おすすめは楽天証券

ネット証券だとSBI証券も有名ですが、操作のしやすさは楽天証券に軍配があがります。

私の母がSBI証券を利用していますが慣れるまでは操作に苦戦していました。

楽天証券なら、登録後すぐサクサク使えます!

また、証券会社によって様サービスの違いや様々な特徴があるので使い分けるのも一つの方法だと思います。

長々と書いてきましたが、私も健全な投資はまだ始めたばかり。

(過去にはぼったくり投資信託を購入していました)

最新の投資状況などはTwitterでつぶやいていますのでよければ見に来てくださいね!

それでは!いなかものでした!

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