みなさんは自分の育ちについて考えたことはありますか?

育ちの良さって何?



私は育ちが悪いから…
育ちについて気になっている方に読んでいただきたい本を紹介します。
それがこちら。
巷で話題の書籍
「育ちがいい人」だけが知っていること 著者 諏内えみ
本屋さんで目に止まったので手に取ってみたのですが、こちらAmazonのレビューで非常に辛口レビューされています。
具体的にはこんな感じ。
- 内容が薄い
- 著者が全体的に上から目線
- 社会人として当たり前に知っていることが書かれている
- 男性に好かれるためのマナーを紹介している…etc
(詳しく知りたい方はAmazonのレビューをご覧ください)
今回は実際に本を読んでみた感想を始め、当ブログ主が思う「育ちの良さ」とはどういうことなのかをまとめてみました。
本の中で紹介されている、「育ちの良さ」を感じさせる具体的な行動も一緒に紹介していくのでどんな内容なのか気になる方はこの記事でイメージしてくださいね!
- 「育ちがいい」とはどういうことか知りたい人
- 社会人として必要なマナーを知りたい人
- 婚活を頑張りたい人
- 食事のマナーや冠婚葬祭について知りたい人
「育ちがいい」とはどういうことか?結論:知識があるかどうかの違い
まずこの本の一番のポイント「育ちがいい」ということについて、読み終えたあと感じたことがこちら。
育ちがいい=日々の生活や社会の中でその場に相応しいふるまいができるかどうかということ
育ちがいい=周囲の事や状況を考えて適切に行動できる人
本書ではこのような人のことを「育ちが良い」というふうに置き換えているところがあります。
また、どんなことでもそうですが、知らなければできません。
行ったことのない国に行きたいとは思わないし、食べたことのない料理を食べたいとは思いません。
育ちも同じだと思います。
いわゆるエリートと呼ばれる家庭で育つ子供たちは、そのようなコミュニティの中で育つのでそのレベルに合う生活様式を必然的に知っていきますよね。
一方、平凡な家庭で育つ子供は、その世界の当たり前を知る機会がありません。
なので、「育ちがいい」とはそういう知識があるかどうかの違いだけだと思います。
では、どのような知識があれば「育ちがいい」に繋がるのか?
この本では8つ観点から「育ち」について紹介されています。
- ふるまい
- 話し方
- 見た目
- 暮らし
- 人間関係
- 贈り物・お招き
- 公共の場でのふるまい
- 食べ方
- オケージョン
今回は特に気になった項目をピックアップして、紹介していきます。
「育ちがいい人」のふるまい


「育ちがいい人」は、普段どのようにふるまっているのか。
いくつか紹介されていますが、その中から一つ。
無表情と笑いの間、ほほえみの表情
著者曰く、「育ちがいい人」は自然なほほえみができるそう。
無表情か笑いの両極端しかできない人が多いと言います。
みなさん自分の普段の表情、意識したことありますか?
私はまさに、無表情。
実際、怒っているの?と聞かれたこともあります。
相手がどう捉えるかまで意識できるのも、気遣いの一つですよね。
「育ちがいい人」の話し方


「育ちがいい人」の話し方とはどのようなものでしょうか。
ちなみに当ブログ主は方言で喋ります。
必ず「お」をつけたい4つの言葉
言葉遣いに気をつけるにあたり、「お」をつけると上品な印象になると紹介されています。
- お箸
- お化粧
- お料理
- お風呂
当ブログ主、使うのはお風呂のみ。
このような言葉を日常的に使えれば確かに育ちが良さそうに見えるかもしれませんが、平凡な家庭に育った私には少し違和感が…。
「お」つき言葉も良いですが、尊敬語や謙譲語が適切に使えることも大事です。
「育ちがいい人」の見た目


「育ちが良い人」は身だしなみも整っていそうですよね。
どんなところに気をつけるべきなのかを紹介します。
普段目につきにくい「ひじ」「ひざ」「かかと」も美しく
著者曰く、見えないところまで気を配れるのが「育ちのいい人」、ということのようです。
確かにここは、女子なら気をつけたいところではありますよね。
また、急な来客でも慌てない装いを意識することも大事ということです。
いつ何時何があるか分からない時代。
大地震もいつ来るかわかりません。
そんなとき、外に飛び出せない格好では困ります。
これも、社会人として意識したいところです。
「育ちがいい人」の暮らし


「育ちがいい人」はどのように日々を暮らしているのかを紹介します。
季節の行事を愉しむ
お正月を始め、節分、お節句、七夕、お盆、お月見、大晦日
日本には四季を通して様々な楽しみがありますよね。
このような行事を丁寧に感じ取れるのが育ちのいい人であると著者は書いています。
同様に、暦にも敏感になって二十四節気を意識して暮らすと、毎日の暮らしを充実させることにも繋がりそうです。
「育ちがいい人」の人間関係


「育ちが良い人」の人間関係についての紹介です。
「どちらでもいい」は間違った気遣い
何をしたいか、何を食べたいかを聞かれた時に「何でも良い」はNG。
決められないばかりに、「何でもいい」と言ってしまいがちですが、このような場合は
1つか2つ案を出して、相手にも選んでもらう余地を残すのがスマートで気遣いのできる人とのことです。
確かに、「何でも良い」と言ってしまうのは簡単ですが、言われた相手が困ってしまう場合もあるでしょう。
相手への気遣いを忘れないという観点からも、自分からも1つか2つは案を出してみるようにしたいですね。
「育ちが良い人」の贈り物・お招き


「育ちが良い人」はどのように贈り物をしているのでしょうか。
贈り物は自分が気に入っているものをあげる
贈り物は悩むもの。
ある程度、相手の好き嫌いをリサーチして最終的には自分が気に入っているもの、食べたことのあるものをあげるのが間違いないそうです。
また、プレゼントをいただいたときには開け方まで丁寧に、を心がけましょう。
包み紙を剥がすときも、バリバリとはがすのではなく丁寧に剥がす方がその方への気遣いが感じられますよね。
私も包み紙は丁寧に開けて、包装紙も綺麗にたたむタイプです。
私の場合は育ちの良さというより、性格が功を奏しました。
「育ちがいい人」の公共の場でのふるまい


「育ちがいい人」は公共の場でどのようにふるまうのでしょうか。
電車でのメイクはやはりNG
電車の中でのメイクは育ち的にNGです。
側から見ていても気持ちの良いものではありませんよね。
また、車の中で運転しながら器用にメイクしている人を見たこともありますが、それもどうかな、と思います。
一応車の中はプライベート空間ですが、運転中は、運転だけに集中すべきですよね。
「育ちがいい人」だけが知っていることを読んだまとめ
本書では随所に育ちのよさが出てきます。
この本を読んだ当ブログ主が考える育ちのよさとは
その場面や、一緒にいる人に合わせた適切なふるまいができているか
良い方向に向かうよう常に考えながら行動できるか
このような部分がきちんとできていることが育ちがいいという印象にも繋がるのかなと思いました。
また、著者が最後に紹介している、育ちのよさを手に入れる一番のカギがこちら。
素直であること。全て受け入れさっと行動に移すことができること。
婚活でもビジネスでもお受験でも成功・合格する人の共通点はここにあるそうです。
これって、育ちの良さだけじゃなく全ての事柄において大事ですよね。
結局、人生をよくするには行動あるのみ。
そしてそのために日々考えて実践していく。
そうすることで、心地の良い人生になっていくのかなと思いました。
育ちの良さについて知りたい人、人生を良い方向に持っていきたい人は読んで損はないと思います!
ぜひ気になる方は読んでみてくださいね!
それでは!いなかものでした!